LBF403は、ヒトや動物、植物に対して非常に慣れ親しんだ(優しい)乳酸菌でありながら、酸や塩・熱に非常に強い特性を持っている植物性乳酸菌です。
ご存じですか?
乳酸菌とは、主に糖分をエネルギー源にして乳酸をつくりだす菌のことです。
LBF(Lactobacillus Fermentum)は、乳酸菌の一種、日本語で発酵乳酸杆菌と書きます。
2つのグループに分けられる乳酸菌。
乳酸菌は2つのグループに分けることが出来ます。一つは皆様も食卓などでお馴染みの「動物性乳酸菌」と、ここ最近の健康食ブームなどで見かける「植物性乳酸菌」の2つです。
「動物性乳酸菌」
- ヨーグルトやチーズなど栄養豊富な乳の中で生育するもの 。
「植物性乳酸菌」
- 野菜や豆、米や麦など栄養が乏しく、タンニン・塩分など菌の成長を阻む成分が含まれている環境で生育するものです。栄養価の高い環境で育った動物性乳酸菌に比べ、植物性乳酸菌は過酷な環境の中でもたくましく生きぬく乳酸菌なので、胃酸や消化液などをくぐり抜け、腸で生きぬく確率が非常に高いのが特長です。
- 人間の体内や植物の中でも生きぬいて良い働きをしてくれるのではないかと期待が高まっています。
植物性乳酸菌LBF403とは?
植物性乳酸菌LBF403は単一の植物性乳酸菌でありヘテロ乳酸菌です。
その製造工程(特許取得済み)により酸や塩・熱に強く、他の追随を許さないものです
乳酸菌はその発酵の様式から、
- ホモ乳酸菌 − 乳酸のみを最終産物として作り出すもの
- ヘテロ乳酸菌 − アルコールや酢酸など乳酸以外のものを同時に産生するもの。
に分けることができます。
ラクトバシラス属 (Lactobacillus)
グラム陽性の桿菌である。
ラクトバシラス属は野外から容易に分離され、ヨーグルトの製造に古くから用いられました。ヒトや動物の消化管にも多く生息しており、その糞便からも分離されます。また女性の持つデーデルライン桿菌と呼ばれる細菌群も、主にラクトバシラス属で構成されています。
簡単に言えば、
ヒトや動物、植物に対して非常に慣れ親しんだ(優しい)乳酸菌でありながら、酸や塩・熱に非常に強い特性を持っている植物性乳酸菌です。
ヒトの健康維持・改善はもちろん、農業、畜産業などの幅広い分野での活用が可能となっています。
下に上げる表は、耐酸性試験の結果です。ヒトの胃酸とほぼ同じPH2.0環境下において、胃を通り過ぎる2時間後でも大きく減少すること無く生存しています。乳酸菌LBF403は、多くが生きた状態でヒトの腸へと届くことを意味します。
表:耐酸性試験結果
また、LBF403は下図のように集合するため、制菌効果も高く、数多くの菌に対しても有効に作用します。
LBF403の制菌効果